抗菌力試験結果

検体に試験菌液を接種後(以下「試験液」という。)、所定時間後に試験液中の生苗数を測定した。 また, あらかじめ予備試験(中和条件の確認)を行い、検体の影轡を受けずに生菌数を測定できる条件を確認した。

検体
ジーミスト (次亜塩素酸水 20ppm)

試験結果
結果を表-1,試験条件を表心に示した。
また、培養後の生菌数測定平板を写真-1〜5に示した。
なお、試験液をSCDLP培地で希釈することにより、検体の影曹を受けずに生菌数の測定ができることを予備試験(表ー2中和条件を参 )により確認した。

表-1 試験液の生菌数測定結果

試験菌 対 象 生菌数(/mL)
開始時 15秒後 1分後 2分後
ジンジバリス菌 検体   <100 <100 <100
  対照 2.0×106     1.2×106

保存温度:室温
対照:生理食塩水
<100:検出せず

表-2 試験条件

試験菌液 試験菌 Porphyromonas gingivalis JCM 8525(ジンジバリス菌)
前培養: 5 %馬脱繊維血液加Brucella Agar (BBL), 35℃土l℃,
4~7日間嫌気培養
菌液調製溶液:生理食塩水
菌数:108,..___,109/mL
試験液 検体10 mLに試験菌液0. 1 mLを接種
保存条件 15秒,1分,2分(室温)
対照 生理食塩水
中和条件 SCDLP培地[日本製薬株式会社]で10倍希釈
生菌数測定 5%馬脱繊維血液加Brucella Agar,平板塗抹培養法
35℃士1℃,
5~7日間嫌気培養

※本試験結果は試料として切り出した一部のものであり、荷口全体の品質を保証するものではありません。
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