次亜塩素酸水を用いたインフルエンザウイルスに対する
抗ウイルス性試験結果

インフルエンザウイル influenzavirusH3N2A/kitakyuusyuu/159/93 ディープフリーザーによる長期保存株ウイルス液を凍結融解した後、イオン交換水(微生物用)にて 10倍希釈を行い、ウイルス浮遊液として使用した試験では、 99.99%の減少率の結果が得られた。

試験内容
1)対照区 イオン交換水(微生物用)
2)試験区1ジーミスト100(次亜塩素酸水100ppm)

本試験
試料1mLに対し、供試ウイルス液1mLを混和した。
混和直後と指定時間後にSCDLPブイヨン培地を18mL混和し、細胞接種用の試験液とした。

ウイルス感染価の測定
ウイルス宿主細胞によるプラークアッセイ法に基づきウイルス感染価を測定し 接種から2~3日後に固定染色を行い、形成されたプラークを数え、 試験液20mL中のウイルス数を対数値に換算し単位を[PFU/sample]とした。

試験項目
抗ウイルス性試験 ウイルス インフルエンザウイルス influenzavirus H3N2A/kitakyuusyuu/159/93

試験方法
液体試料とウイルス液混合後の減少傾向 MDCK 細胞を用いたプラークアッセイ法 検 体 n=3

減少率は下記計算式(ウイルスの粒子数)にて算出した。
【対照区】指定時間後の値 − 【試験区】指定時間後の値 減 少 率 = × 100 【対照区】指定時間後の値

試料ウイルスの粒子数と対数換算減少率
接種直後10 分間静置後
対 照 区水 微生物用8.03
(106000000 個)
7.98
(95333333 個)
試験区 1
ジーミスト 100ppm
<2.30
(200 個未満)
<2.30
(200 個未満)
99.99%

※本試験結果は試料として切り出した一部のものであり、荷口全体の品質を保証するものではありません。
※本報告書の全部、または一部の無断転載・転用を固くお断りします。
※試験機関へのお問い合わせは迷惑になるためご遠慮下さい。