次亜塩素酸水を用いたノロウイルス(ネコカリシウイルス)
インフルエンザウイルスに対する 抗ウイルス性試験結果

ネコカリシウイルスFeline calicivirus F9 ATCC#VR-782 インフルエンザウイルスinfluenzavirus H3N2 A/kita kyuusyuu/159/9 3ディープフリーザーによる長期保存株ウイルス液を凍結融解した後、PBS(-)にて10倍希釈を行い、ウイルス浮遊液として使用した。

試料
ジーミスト(次亜塩素酸水 50ppm)

試験区の作成
上記のウイルス浮遊液を1mlずつ分注し、それらに上記試料を1mlずつ混和し試験区とした。

対照区の作成
上記のウイルス浮遊液を1mlずつ分注し、それらにPBS(-)を1mlずつ混和し対照区とした。

反応(試験区・対照区)
上記の混和から10分後、SCDLPブイヨン培地2mlを混和し、抗ウイルス作用を不活化させ 試験区、対照区の比較により、試料による10分間のウイルス減少傾向を確認した。

ウイルス感染価の測定
MDCK、CrFK細胞によるプラークアッセイ法(ISO 1 8 1 8 4 : 2 0 1 4繊維製品の抗ウイルス性試験方法記載のPlaque assay)に墓づきウイルス感染価を測定し接種から3日後に固定染色を行った。 形成されたプラークを数え、試料1ml中のウイルス数と対数値に換算した。


<ネコカリシウイルス試験結果>

試料ウイルスの粒子数と対数換算抗ウイルス
活性値
菌液接種直後10 分間静置後
試験区6.24
(1750000個)
5.00
(100000個)
2.49
対照区7.90
(80000000個)
7.49
(31000000個)

抗ウイルス活性値:Antiviral activity value
1S018184 2014 繊維製品の抗ウイルス性試験方法で、抗ウイルス効果の程度を判定する指標の値を元に 対照区の10分間静置後ウイルス対数値を試験区の10分間静墨後ウイルス対数値で除して算出した。

<概要>
試験方法
ウイルス浮遊液1mlに対する試料1ml混和によるウイルス数の減少測定。
CrFK細胞を用いたプラークアッセイ法

ウイルス
ネコカリシウイルス Feline calicivirus F9 ATCC#VR-782

検体
n=3


<インフルエンザウイルス試験結果>

試料ウイルスの粒子数と対数換算抗ウイルス
活性値
菌液接種直後10 分間静置後
試験区6.67
(4650000個)
く200
(100個未満)
〉5.90
対照区7.88
(75000000個)
7.90
(80000000個)

抗ウイルス活性値:Antiviral activity value
1S018184 2014 繊維製品の抗ウイルス性試験方法で、抗ウイルス効果の程度を判定する指標の値を元に 対照区の10分間静置後ウイルス対数値を試験区の10分間静置後ウイルス対数値で除して算出した。

<概要>
試験方法
ウイルス浮遊液1mlに対する試料1ml混和によるウイルス数の減少測定。
MDCK細胞を用いたプラークアッセイ法

ウイルス
インフルエンザウイルス influenzavirus H3N2 A/kitakyuusyuu/159/93

検体
n=3

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